第5号 : プロジェクト研究で学んだこと

経営学部経営学科2年 川中章代(出身高校:愛媛県立松山商業高等学校)

1.プロジェクト研究での取り組み

2年生前期のプロジェクト研究3では、「地域交通を考える(酒井裕規講師担当)」というテーマで研究を進めてきました。その中でも、私が所属していたグループは中心市街地活性化について調査をし、実際に鳥取市役所の中心市街地整備課の方や、中心市街地商店街の方にヒアリングを行いました。また、本学の学生だけでなく鳥取大学の学生の方にも協力していただき、中心市街地に関するアンケート調査を行いました。それらを元に、中心市街地に賑わいを取り戻すためのプラン案を考えました。
プロジェクト研究3での経験を活かし、現在のプロジェクト研究4「中心市街地で活性化事業をしてみる。(倉持裕彌講師(地域イノベーション研究センター)担当)」では、学生主体で鳥取市中心市街地を活性化するための事業を提案し、鳥取市主催の「街なか学生チャレンジ事業」に応募しました。鳥取市の街なかでの現地調査やそれに関する議論を通して、現在の街なかには若者が少なく、空き店舗も多いため活気がないことが課題だと分かりました。そこで私たちは、昼と夜の二部構成のイベントを企画しました。昼の部で行うのは、今年、鳥取駅前に作られたバードハットを会場とした街なかに賑わいを創出するイベントです。学内の音楽系サークルの演奏会や、本学の英語村のPRブース、フリーマーケットなどを行います。夜の部は、中心市街地活性化についてのトークセッションを行います。トークセッションのゲストには、本学の先生方に加え、中心市街地で商店を営まれている方や、参加者の学生も予定しています。
このイベントを企画するに当たって、街なかが抱える問題を解決し、よりよい方向に向かわせるためにはどうすれば良いのかを考えるのが一番困難な点でした。また、普段街なかを訪れない学生に街なかの楽しさ・良さを伝え、今後街なかに訪れる機会作りとなるようなイベントにするため、試行錯誤を重ねました。また、このイベントは、市に採用していただき、実際に2013年12月22日(日)に開催しました。

プロジェクト研究で学んだこと

開催したイベントのポスター(左:表面、右:裏面)

2.高校生へのコメント

私が興味を持っているような、地域に関する研究を行う際は、最初にその地域がおかれている現状を知る必要があります。その場合、文献やインターネットだけでもある程度情報を得ることはできます。しかし、どれだけ文献やインターネットの情報を手に入れても、実際の現場を自分の目で見ることや、実際にその現場に携わる方々の声を自分の耳で聴くことに勝るものはありません。
入学してすぐにフィールドワークに参加し、実際に地域が抱える問題を解決する研究に参加できるこのプロジェクト研究に大きな魅力を感じ、私は本学への入学を希望しました。鳥取県は、高齢化や過疎化が進み、「30年後の日本の未来」と言われています。そのため、普段生活する際には少し不便な点もありますが、その反面、研究拠点としてはとても充実した環境です。ぜひ、高校生の皆さんも、本学に入学し今後の地域社会の在り方について研究してみてください。

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